今日のめざましテレビ 2005/8/3(水)

 愛ちゃんのスコン落ちは……。
 愛ちゃんは体操キャラバン中、腕時計をしないことに決めたようだ。(たぶん)
 アヤの「愛ちゃーん」コールは相変わらず平然としたものだったのだが、実は「トロ占い」において、少しだけアヤに動揺が見られた。
 番組中で一番最初の占いコーナーである「トロ占い」は、その文言が T.N.アイの 3人を意識した内容になっていることで有名だが、どうやら放送でテカりが原稿を読み上げるまで、3人は占いの内容を知らないようである。
 話は、めざまし体操キャラバン初日、8/1(月)朝にまで遡る……。(以下、放送部分以外は妄想)
 
 キャラバン初日、鹿児島での中継終了後、愛子は見知らぬ現地スタッフからダメ出しされていた。しかも、フォローしてくれたり相談に乗ってくれるはずのマネージャーさんは「ゴメン! 今日だけちょっと東京で仕事あるんだ。明日また来るから」と、中継終了直後に帰ってしまっていたのだ。言われるがままに自分を責めて落ち込む一方の愛子……と、メール着信音が!
「(あ! アヤさんからだ!)」
ときめく気持ちを抑えつつ、愛子はメールを開いた……。(絵文字略)

 Date: 2005/08/01 08:10:23
 From: アヤ
 Sub : 初日おつかれさま
 もうホッとしてるかな?
 でも気を抜くと体調崩す
 から気をつけること!
 これから現地の皆さんの
 おもてなしがあると思う
 けど、明日に備えて早く
 切り上げた方がいいよ。
 あと予報読みの時間は、
 たぶん愛ちゃんスタジオ
 と同じスピードのつもり
 かな?でも少しだけ遅く
 なってたよ。
 もう少し字数削るといい
 かな…担当の人に頼んで
 おくから、明日の中継前
 に一度時間を計ること!
 こっちのスタッフさんと
 違う点で注意されるかも
 しれないけど、郷に入れば
 郷に従えで合わせなきゃ
 ダメだよ。がんばって!

アヤさんにまでダメ出しされてしまった……愛子は塞ぎ込んでしまった。
一日目の夜。いつもなら就寝時間前に二人は何度もメールし合うのだが……。

 Date: 2005/08/01 20:35:11
 From: アヤ
 Sub : Re: 起きてますか?
 愛ちゃん、メールありがと。
 今日はゆっくり休んだ方が
 いいよ。自分で思っている
 より疲れてるんだから!
 もし眠れないようだったら
 またメールちょうだいね。
 じゃあ、おやすみなさい。

 そこには、二日目の中継地である宮崎のけっこういいホテルの部屋で、ベッドに突っ伏してワンワン大泣きしている愛子の姿があった。アヤが自分のことを考えてくれているのはわかる。でも、訳もわからず悲しくなってしまうのだ。
 二日目、宮崎からの中継終了。

 Date: 2005/08/02 08:08:46
 From: アヤ
 Sub : おつかれい (^^)
 予報読み良くなってたよ!
 この調子でがんばって!
 ちょっと髪のボリューム
 が気になったかなぁ・・・
 マネージャーさんに言って
 ○○○(←スタイリング剤)
 を買ってきてもらうこと!
 ボリューム抑えた方が
 ぜったいカワイイんだから!
 ジャージが制服なので(^^;
 首から上でオシャレしよう!

 愛子はすぐには返信しなかった。スタイリング剤も頼まなかった。そして、二日目の夜。

 Date: 2005/08/02 19:25:23
 From: あいこ
 Sub : おやすみなさい
 アドバイスありがとうござ
 います。参考にします。
 今日、腕時計もダメだって
 言われちゃいました(;_;)
 壊れるよりはいいけど…
 みんな体操をちゃんと覚えて
 くれていてカンドーです。
 もう熊本なんですが、電車
 と車で疲れちゃいました…
 おやすみなさい。 あいこ

愛子からのメールを読み、アヤは「愛ちゃん頑張ってるな」と微笑んでいた。愛子の本当の気持ちにも気付かずに……。
 そして三日目、8/3(水)の朝。「トロ占い」でテカりの口から、アヤ & 愛ちゃんの星座=水瓶座が最下位であると告げられた。

テカり「無神経な態度で友情にヒビが入ってしまうかも」
アヤ 「あ、はい!」
テカり「相手の欠点を指摘するのは絶対ダメ。いつもの心遣いを忘れずに!」
アヤ 「はい」

 相手がテカりだというのに、アヤは妙に素直に返事をしてしまった。自分でも驚くほどに。
 アヤは気付いたのだ。理屈ではなかった。愛子に良かれと思って送っていたダメ出しメールだったが、それは自分が書きたかったことじゃない。もちろん、愛子が読みたいことでもないはずだ。私はなんてバカだったんだろう。

 その日の放送終了直後から、
   アヤから愛子へ、ほろりとする励ましのメールが、
   愛子からアヤへ、ほろりとする愛らしいメールが、
お互いに時間を気遣うことも無く、数え切れないほど行き来したという……。