スローダンス #3

(注:ネタバレしてます)
 「何があってもエンディングは二人で笑顔でまったり過ごすシーンにする!」
 作り手(脚本家さん?)は、自分で自分にそういうルールを課しているのかも。
 多くのドラマのエンディングが、次回を見ないと結果がわからないような思わせぶりな終わり方をしている中で、このドラマは、例えば今回だと妻夫木くんと麻央ちゃんがチューしちゃうトコまでちゃんと見せた上で、深津絵里藤木直人がワインをあけてるシーンで終わると言う一話完結ぶり。エンディングで区切りをつけても次回も見たくさせてやるぜ、という作り手の自信を感じさせる。第3話まで見る限り、それはとても (・∀・)イイ!! 効果をあげていると思う。
 当初心配した「あとは妻夫木くんと深津絵里さんがくっつくだけでしょ!?」という不安も、麻央ちゃんが好きだったのは昔から妻夫木くんだった上に今回何年ぶりかでチューしちゃったり、広末涼子が言う「白馬の王子が現れる」というのが実際に約束した相手でもうすぐその約束の日だったり、藤木直人が実はモテなかったり、そんな彼と深津絵里がいい感じになっていたりと、無理のない展開なのに一筋縄では行きそうもない感じでなかなか良い。
 
 仕事仲間を「もう一軒行こうよぉ」と誘っていた深津絵里が、妻夫木くん+男仲間二人とバッタリ会ったとき、男仲間の一人が「一緒に行きましょうよ!」と誘ったのに、深津絵里が「今日はやめとくよ(^^)」と自然に断ったシーン……何気に心に残ってしまった。
 再燃した妻夫木くんと麻央ちゃんについては、お互いにハッキリ言えない性格なので、どんなにお互いを好きであっても最終的には別れるしかないんだがね。( ̄ー ̄)