女王の教室 #3

 第1話を見た段階では、阿久津真矢先生(天海祐希)が与えるストレスが様々な工夫で緩和されていて良いバランスだ、と感じたのだが、第2話と第3話では、完全にストレスの方が勝ってしまった。さらに、第1話では感動すら覚えてしまった真矢先生の説教も、ただの屁理屈や嫌がらせにしか聞こえなくなってしまった。
 真矢をギャフンと言わせるエピソードなんて、きっとラス前まで無いのだろう。それまで視聴者は、このストレスに耐えられるのだろうか。
 TBSで金曜日に放送されている「ドラゴン桜」は、学校モノかつ主役の教師が「学歴社会だから勉強しろ」と主張している点でこのドラマと似ているが、毎回何か達成しながら展開して行きそうで面白そうなんだよね。悪く言えばご都合主義だし、俺はご都合主義が嫌いなんだけど、少しぐらいはそういう要素が無いとみんな離れて行くと思うんだよなぁ。