夢で逢いましょう #1

 矢田ちゃん&長塚京三さんが父子家庭という感じのドラマ。
 かなり良い。というか見せ方が上手い。娘・ハツミ(矢田亜希子)にも父親・恭太郎(長塚京三)にも共感を覚えた。俺は女性じゃないし、子供は居ないし、母親は健在だしと、境遇はまったく異なるのに、完全に惹きこまれた。
 とにかく登場人物の見せ方がめちゃめちゃ上手い。ハツミが勤務している歯科医の野間先生(押尾学)の多少ウザイけど良い人な感じや、中学時代の幼馴染で書店でバイト中のハジメ(永井大)がまだ見ぬハツミの婚約相手に漠然と感じている嫉妬心等もまるわかり。
 あと、無駄なシーンが一切無いことにも驚いた。婚約者同士を合わせると決めてCM明けたらもうニセ婚約者同士の会食シーン。幼馴染のハジメが父親を訪ねてきた際、「食事した後に飲みながら将棋しよう」というシーンの次に、「ごちそうさまでした」「また来なさい」と玄関でハジメを見送るシーン。わかり易い例しか挙げられなかったけど、意識しながら見ているとホントに無駄なシーン、無駄なカットが一切無かった。これは凄い。
 録画予約の関係で最後の数分を逃したけど、それでも次回も見ようと思った。