早耳トレンドとアヤパンを見ていて気付いたこと(1)

 昨日か一昨日の早耳トレンドで、モデルさんが「○○見せ」という切り口で最近流行りのファッションを紹介していました。その中に「鎖骨見せ」というのがありまして、広めの Vネックに肩紐っぽい数本の縦ラインが入ったトップス中心で、確かに可愛くてオシャレでした。でも、ぜんぜん鎖骨を「見せ」てはいないんですよ。鎖骨という横のラインを、上記の縦ライン・シミーズの肩紐・太目のネックレスと数多くの縦ラインが遮っているため、布地で覆っていないにもかかわらず、十分に鎖骨「隠し」になっているんです。
 かたや、しばしば究極の「鎖骨見せ」をしているアヤパンですが、鎖骨周りの露出面積の広さもさることながら、鎖骨を遮るラインが細めのネックレスしか無い点が一番の違いです。肌の状態やホクロの位置まで露わになるこの状態は「ホクロ攻撃」とも呼ばれますが(←呼ばれません)、ファッション性よりも、無意識に「相手を落とそう」としている意図の方が強く感じられます。「アヤパンの鎖骨周りが 1センチ広がると視聴率が 1ポイント上昇する」という分析もあります(←無い無い)。
 ええと、何が言いたいのかというと。
 「○○見せ」って、肌の一部をエロとして見せたいのではなく、肌の一部をワンポイントデザインの一つとして使っているだけなんですよね。そして、「○○見せ」を好む若いコのメインターゲット(見て欲しい相手)は、男(=エロ好き)ではなく、自分と同じ若い女のコたちなんだと思います。
 もちろん、ここで言う「コ」とは、早耳トレンドのモデルさんを理想と考えているコたちのことで、若いコ全員を指すわけではありません。渋谷でtk109さんが出会ったような「エロい格好だなお前ら!」といったコたちも大勢居ますので、みなさんご安心ください……じゃなくてご注意ください。(^^;