エンジン #9

 次郎(木村拓哉)がバスを運転しながらウソつき少年と同じレベルでじゃれている映像に、原田芳雄松下由樹が次郎を引き取って育てて来た経緯を話している音声がかぶる。一瞬、木村拓哉はそういう境遇で育ってきたんだ、と思わされてしまった。何だかんだ言ってキムタクマジックにハマっているんだろうなぁ。
 「俺は先生(小雪)に(レースに)一番来て欲しいんですけど」と次郎が彼女に告げるシーンは、もしかしたら今までで一番「愛の告白」に近いシーンだったんだけど、今回は小雪さんの肌の調子があまり良さそうじゃなくて「疲れてるのかな…」と気になってしまい、イマイチ集中できなかった。